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(69)地球

 年々、地球が温暖化しているという。専門的なことはさっぱり分からないが、猛暑続きで夕立すら降らない昨今さっこんの気候を実感していると、うなずかざるを得ない。このままグラフの右肩上がりを続ければ、恐らく地上の生物は危機を迎えるだろう。当然、人もその道を辿たどることになる。そうならないよう助かる手立ては? だが、あることはある。それは、人が文明を捨て、もう一度、自給自足の自然な暮らしにもどることだ。しかし、今の文明にドップリと機械生活に浸かった我々には及ばぬところだろう。だから地球は危ういのである。^^

 どこにでもいるような二人の男が、どこにもいない天才にでもなったような顔で話をしている。

「君ね。そうすると、地球の全生命は危ういじゃないかっ!」

「まあ、そういうことだ。少し化石化燃料を使い続けた、そのむくいさ、ははは…」

「笑ってる場合じゃないだろっ!? 何か助かるいい考えはないのかっ!?」

「ははは…あることはあるさ。ただし、それには大きな条件が一つある」

「機械文明だろ?」

「おお! よく分かったな。さすがは君だけのことはある!」

「地球を救うか、僕達の手で?」

「ああ、いいだろっ! この話は二人の秘密だっ!」

「分かったっ!」

 二人の男はどちらからともなく手を差し出し、握手をした。そのとき、教室にチャイムが鳴り渡った。休み時間が終ったのである。

 地球は文明を捨てれば助かるようだ。^^


                  完

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