表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
61/100

(61)麺類(めんるい)

 麺類(めんるい)は湯がき時間によって硬すぎたり柔らか過ぎたりするから、なかなか湯がき加減が難しい。時間を計らなくても、食べごろの湯がき加減が分かれば大いに助かる。素麺なんかは割合いいが、パスタ系はなかなか手ごわく、アルダンテ・・いや、それは音楽記号だった。…そうそう! アルデンテである。イタリア地方のいい湯で加減のパスタの呼称だそうだが、芯が少し残ったぐらいが何故なぜいいのか? が分からない。まあ、どうでもいい話だが…。^^

 二人の老人が話している。

「歯が不自由になってから、どういう訳か麺類が増えました。多いときですと、一日、三食とも麺の日があります」

「奇遇ですなっ! 私も麺類がほとんどです。ご飯はどうも入れ歯に合わないっ! 硬めに息子の嫁が炊いたヤツなんか、特にそうです。私を早くあの世へ行かせたいのに決まってますっ!」

「ははは…まあ、そんなことはないでしょうが。それにしても麺類は助かります」

「そうそう! 飽きませんから助かります…」

 そう言いながら二人の老人は熱い上がりをすすり、美味うまそうに大トロの寿司を頬張った。

 麺類に限らず、美味おいしいものなら人々は何でも助かる訳だ。^^


                  完

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ