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(2)特効薬(とっこうやく)

 そのくすりさえあれば、向かうところ敵なしっ! というほどくのが特効薬とっこうやくだ。その薬があれば確実に助かる訳だが、これは別に身体の病気や怪我に限ったことではなく、他の場合でも使われる。ただ、お馬鹿な人につける特効薬はないそうだ。^^

 とある喫茶店である。ガラス越しの席で二人の客が対峙して話し合っている。

「ほらっ! あいつ、今日も彼女に迫ってるぜっ!」

「公衆の面前めんぜんで、よくきもせず、やるよっ!」

「ああ…俺ならみゃくがないと分かりゃ、さっさとあきらめるがなっ!」

「あら、ダメだ…。ほらっ! また振られたぜっ!」

「諦めさせる特効薬があればいいのになっ!」

「ははは…そりゃ無理だろっ! ━ お医者さまでも草津の湯でも れたやまいなおりゃせぬ ━ って言うぜっ!」

「だなっ!」

 ガラス越しに男女のり取りを見ていた二人の客は、見るのをやめ話題を変えた。

 特効薬も場合によっては効かない・・というお粗末なお話である。^^


                  完

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