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(18)タイミング

 どこにでもいそうな普通の、しがない中年男が道をトボトボと歩いていた。すると、行く手の道の前方に財布らしきモノが落ちているではないか。男は早足でそのモノに近づくと、ひろい上げて手にした。やはり財布だった。男はこれはこれはっ! と思わずニヤついて中を確認した。すると、中には小額紙幣が数枚と何枚かの硬貨が入っていた。男が拾った瞬間、心に描いたのは、『フフフ…十数万はっ! 拾って届けりゃ1割、いや! 2割は…。こりゃ助かるっ!』という下世話げせわな思いだった。思いとは逆の中身の額の少なさに、男はガックリとテンションを下げた。しかし、一端、拾ってしまったからには仕方がない。また道に置いて去る・・というのも如何いかがなものか? と、思えなくてもいいのに思えた。男は少し戸惑いながらあたりを見回した。すると、有り難いことに目の前には迷いを去る交番があるではないか。男は絶妙のタイミングに、助かった!!…と、心から思った。

 助かる運のいいタイミングが、あることはある・・というお話だ。囲碁や将棋を打ったり指されたりする方は、もっともいいタイミングを、よくお分かりだろう。^^


                  完

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