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(13)疲れる

 動物は動けば当然、エネルギーを消耗しょうもうして疲れることになる。仕方がない現象だが、疲れることがなければいいなあ…などと呑気のんきに考えられるうちは、まだそんなに疲れていないことになる。^^ 疲れるまでに身体が立ち直れば助かるが、これは体調面の個人差や体調管理の違いで個人差が生まれる。疲れることを感じないホニャララな方法があれば、これはもう助かる騒ぎの話ではなく、非常に有り難いと言わざるを得ない。

 とある有名作家が必死に原稿を書いている。締め切りに追われているということもあってか、新聞社の編集員が応接室で待っている。そんなことで、作家はなんとなく小忙こぜわしい気分に追いやられている。よくよく考えれば、ここひと月ほどこの状態が続いており、作家の身体は完璧かんぺきに過労気味だった。それでも、編集者に追われる気分の作家は、『まるで、地獄の鬼に背中をむちで打たれているようだな…』とブツクサ思いながら、入力する指を止めて疲れた腕をさすった。そして、これも疲れた肩を次にんだ。そこへ、作家の妻がれた茶を手盆に乗せて現れた。

「あなた、先ほどから豚岸ぶたぎしさんがお待ちよっ!」

「ああ…。あと30分ほどお待ち下さい、と言ってくれ…」

 作家は、豚でなく今夜は牛肉のスキ焼なら助かるが…と勝手なことを考えながら、疲れる肩をふたたび片手で揉みほぐした。

 疲れるという究極の問題は、スタミナ補充で解決することは疑う余地がない。^^


                  完

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