第2話 踊れ踊れ踊れ
こんにちは!こんばんは!村正です!( ・ω・)ノ
不定期での投稿で申し訳御座いません!
そして今回もまた序章よりも短い......(  ̄▽ ̄)
少しでも楽しいと思えるようにしていきますが力及ばない点もあると思います。
長々とすみませんw
最後まで読んでいただけると嬉しいです!
軽く浮く感じと光に包まれるという体験をしたあとに気が付くと真っ白な部屋にいた。
最初は目がおかしくなったのかと思いもしたがなんど回復魔法をかけても部屋は白いままだった。
どうやら、俺も何処かに飛ばされたみたいだ。
神託のようなものが聞こえ、魔方陣が起動し光に包まれると何処かに飛ばされていた。うん。これ俺が飛ばされちゃったやつじゃね?
等と考えていると背後に佇む気配を感じ取った。
誰かが居るのであればそちらを向いた方が良いと考えそちらに向き直る。
そこには金色の髪を足首ほどにまで垂らし、部屋に溶け込むような白い肌に青空のような澄んだ瞳をこちらに...ではなくなにか思案して視線を下にしている女性がいた。
「...ね、..も...うで..フフ」
「.....あの~」
「はっ、私は女神アウトレア。とある世界を救って頂くためにこうして呼ばさせて頂きました。」
何か独り言を言っていた気がしたが。
どうやらジンと間違って呼ばれてしまったようだ。
ただ面白そうなので少しお話を聞くだけでも良いかなとその事は未だ話さないことにする。
「この世界はとある世界を救うために、神々の力によって造られました。貴方達にはこの世界、通称エンパウワでゲームという枠組みで戦ってもらい、魂を強化し私たちが提供する仮の体に耐えられるようにしてもらっています。
仮の体ですので、もし向こうの世界に行ったとしてそこで死んだとしても元の世界に帰ることはできますよ。」
どうやら今の話を聞く限り、あのゲームのプレイヤー達は知らず知らずの間にこのようなことに巻き込まれていたらしい。まぁどうでも良いが。
そしてこの話をするということは、まぁそういうことだろう。
それにデメリットを述べていないな。
死んだとしても仮の体だから生き返られるなんて、まぁゲーム感覚で戦っていた少年少女または阿呆どもらはこの言葉で高揚しその事に気が付くことが出来ないだろう。
「...なのですが...って、聞いていますか?」
気付けば話が結構先に進んでいたみたいだ。
「この世界での力はあくまでもこの世界の物なので向こう側の世界には反映されません。しかし魂に刻まれた戦いの軌跡は貴方の力となってくれます。」
どうやらもし行ったとしても今の力は使えないみたいだ。
最近は暇をしていたし、面白くなりそうだ。
「向こうの召喚とこちらをこの魔方陣で繋げます。召喚の際には1つだけ貴方の力となるものが与えられるでしょう。
それは武器かも知れませんし防具かも知れません。スキルであるということもあります。」
どうやら得点品のようなものもついてくるみたいだな。
「それでは、召喚準備が整ったようです。」
準備早いな。う~んどうしようか。行ってみたいな。楽しそうだしなぁ~、.....よし、ジンよ、俺は旅立つ!楽しそうだからねぇ~フッフッフッフッフ。
あ、転移前に伝えないとな。どんな反応をすることやら。
女神が詠唱を初め魔方陣が徐々に完成されていく。そこに無駄などなく、綺麗だと少し思ってしまった。
いかん!目が離せん!
それに気付いたのか詠唱を続けながらもこちらを見て微笑むというパフォーマンスをしてくれた。
眼福です、マル
そうこうしているうちに魔方陣が完成し止めどなく魔力による風が起こる。
「それでは───」
おっとその前に言わさせて頂きたいことがあるのですよフッフッフッフッフ!
「あぁ、そうそう」
「何でしょうか?」
「実はさ」
「はい」
魔方陣から目映い光が溢れ出る。
光が徐々に徐々に強くなり召喚の最終局面に至っていることを物語っていた。
「おれさ....勇者じゃないんだよね?」
そんな俺の告白に
「.......はい?」
まるで不意を突かれたような顔を女神は見せる。
浮遊感が生まれもうすぐで召喚となる時には俺はここぞとばかりに声を荒げる。
「俺!魔王なんだよね!!」
「.......は?.....はぁああああ!?」
女神は心底驚いているようだった。
よきかなよきかな、ふははははは!!
そのあと再び俺の視界は真っ白に彩られ、何か大切なものを失うも共に何処かへと転移した。
最後まで読んで頂き有り難う御座います!
一応毎日更新を心がけますが時間が無くて...
これからも付き合って頂けたらそれは至福でありまた作品を書くことの力ともなります(*>∇<)ノ
ブックマーク有り難う御座います!感謝感激です!心が踊った!
これからも宜しくお願い致します!




