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最弱勇者は最強魔王  作者: 村正/正宗
第三章 グラン森林
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第9話 新入り

こんにちは!こんばんは!村正です!(* ̄∇ ̄)ノ

更新遅れて申し訳ございません!

実力を見せた後、俺達はバイスとメリアに連れられギルドに向かっている。


道中人通りが少なかった道には数人の人がギルドに向かって歩いているのが見えた。


ギルドにつき中に入ると先程とは違い中には人いた。


「おう、バイスさんにメリアさん」

「おう、エルドにクルス」

「何処行ってたんですか?」


中に入り少しすると二人の男が声を掛けてくる。

二人とも軽装の動きやすそうな装備を身に付けている。


「あぁ、少し新人を扱きにな」


バイスはそう言うと俺達を指差す。


「新人?ん?そいつらか?」

「やけに小せいな、まだガキじゃねぇか」


二人は俺達に気付くとそういってくる。

シーナにアウトレアを見ればそんな言葉が出てくるのも仕方ないが...


「イテッ」

「ッチ」


脇腹をつねられる。

アウトレアは苛ついてるようだな。

まぁ、こいつからしたらこの二人は赤子にも満たないのかもしれないが。


「痛いって!」

「......」

「アウトレアさん落ち着いて!」


シーナの介入により解放される。


「まさか、こいつらを戦わせるのか?」

「本当か?バイス大丈夫なのか?」


そんな俺達の様子を見てバイスに二人が訪ねている。

バイスはその様子をみて苦笑いを浮かべながら答える。


「あぁ、そのまさかだよ」

「マジかよ、そこらのガキとかわんねぇぞ」

「本当に大丈夫なんだよな?」


その答えに二人は不安を隠さずに聞いてくる。

バイスはそれでも笑顔を崩さずに答える。


「安心しろ、俺達がしっかりと実力を見たからな」


そう堂々と胸を張って答える姿に心配と不安を顔にに残しつつも二人ともバイス達のことを信頼しているようで非難することはなかった。


「まぁ、バイスとメリアが見たなら大丈夫か」

「あぁ、俺らからは何も言わねぇよ」

「あぁ、そうしてくれ。こいつらの紹介はまたあとで皆の前でする」

「俺はエルドだ宜しくな、こっちはクルスだ」

「嬢ちゃんら無理はするなよ」

「あ、ありがとうございます」

「言われなくても分かってるわよ」


二人の紹介が終わるとバイスに連れられ先程まではなかった台のところ案内される。


バイスが台の近くにいた一人の男性と話をする。

その男は初老を過ぎた様子で白い髪を後ろで纏め紐で結び垂らしている。背丈はバイスと同じ程で装備は鉄で出来たフルアーマー。上半身を覆い隠せる程の大きさのある盾を背に、片手で持つには少し大きめの剣を腰にぶら下げている。


「やぁ、君達が新人だね?」


バイスとの話が終わるとこちらに寄ってきて声を掛けられる。


「こちらこのギルドの支部長ムオタルクさんだ」


バイスが教えてくれる。


「ユウヤです」

「シーナと言います!宜しくお願いします!」

「アウトレアよ」

「ムオタルクだ、今日は宜しく。バイスから事情は聞いたよ、大変なところ悪いねこの村の騒動に巻き込んでしまって。人手が少なくてね。参加してくれて有難う」


感謝の言葉と共に頭を下げてくる。


「いえ、お気になさらず」

「有難う。では、そろそろ始めようかね」


ギルド支部長がそう言うと台に上がりバイスは前の方にいたアドルフの所に行く。


今やギルド内は最初に来たときの閑散とした雰囲気はそこになく、溢れない程度の人が集まっていた。

回りと喋っている者や緊張している様子の者、それをみて緊張を和らげようとする者、目を閉じ壁に寄りかかるものなど様々だ。


「皆集まったな、では班分けと作戦を伝えるが、その前にこの作戦に出る新人を紹介させて貰う」


台に上がったギルド支部長がそう言うと全ての人がこちらを見る。

メリアに連れられ俺達は台に上がる。

その瞬間回りから「嘘だろ?」「ガキじゃねぇか」「戦えんのか?」等の言葉が出始める。

まぁ、普通はこんな反応をするもんだ。


「皆の言いたいことは分かるがこの俺がこいつらの実力をこの目で見た、アドはこいつらのと一度戦ってる」

「あぁ、実力は確かだった」


列の前に立っていたバイスとアドルフの言葉を聞くと皆それ以上声をあげることを止める。


「ユウヤです。宜しく」

「シーナです、宜しくお願いします」

「アウトレアよ」


バイスに目で促されそれぞれ名前を言う。

それが終わるとすぐさま作戦が伝えられる。


「最近多くなっているゴブリン共コロニーはこの村から北部にあると考えられる。そのなかで一番可能性があるのはあの洞窟だ」


ギルド支部長は壁にかけられた地図に指を指しながら説明をする。

洞窟については皆の共通認識の中にあるようで質問が飛んだり分からないような顔をするものは居ない。


「その洞窟を偵察する。班は三つに分け一つの班に2パーティーを組み込む。一つの班は通常ルートを通り洞窟に向かって貰う。残り二班は二手に別れ回り込むようにして探索して貰う。この三班に入らないものはこの村の護衛として残って貰う、異論はあるか?」


異論や質問を問うものは居らず、簡単な説明が終わると直ぐ様班決めが行われる。


班はすぐに決まり通常ルートは5級の冒険者のパーティーが入り、左右に別れるパーティーは5級と4級が混ざるパーティーになった。

因みにバイス等のパーティーは右から回り込む班に入った。


「俺達は護衛だな」

「楽でいいわぁ~」

「漏れて来る可能性も」

「分かってるわよ!うるさいわねぇ~」


アウトレアは後衛に就くとあって少し浮かれているな。


「班は決まったな、では各自指定された場所に移動してくれ」


ギルド支部長の声で皆ギルドを出て行く。


「それじゃぁ、俺たちも行くか」

「はい」

「はぁ」


俺達の持ち場は北部の森に近い所だ。もしかしたら戦うことも出来るだろう。


俺達が持ち場に着くとき、探索に出る三班は森に入り始め作戦は静かに開始されていくのだった。

最後まで読んで頂き有難うございます!

暑すぎですねw今回の台風は恋人なのでしょうかw

これから二日更新できそうなので何卒これからも応援のほど宜しくお願いします!



*本章第6話でバイスの冒険者の級を5と記していましたが4級へと変更させていただきました

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