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番外編 とある女王の一日~その2
「・・・・・・」
朝食を食べ終えたらすぐ部屋に戻り無言で書類に判子を押したり更に内容を詳しく見てからなにか書き込んで別の場所においたりして部屋のなかは
ーーーーポンポンカリカリポンカリカリカリーーーー
と言う音しか聞こえない。
「女王様。もうそろそろ休まれてはいかがですかな?」
「そうしよう。全部終わらせたしお腹もすいたしな・・・ってもう夜ではないか!なぜ言わなかった!」
「言いましたが女王様が「もう少しで終わるから待て。これは命令だ」と言われたからでしょうに」
そういわれ女王はそんなことを言った記憶が片隅に見つかり冷や汗がたれた。
「まぁいい。早く食べよう」
そういって普段は部屋で食べているのに足を急がせながら部屋を出たのだった。
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