神に呼ばれたのでちょっと神を殴って来ます

十章

話を聞き終わり

「そしてそのスライムを倒し終えたところで女の子が頭を下げて帰ったタイミングでエマさんが倒れて駆け寄っていたところでユキさんが来たと言うわけですわ」

「そう言うことか・・・・」

間違いなくその女の子が怨蛇(おんじゃ)なのだろう。流石にスライムが怨蛇(おんじゃ)なんだったら倒したマリナと黒龍(くりゅう)につくはずだからだ。

「教えてくれてありがとう。もう休んで、マリナも疲れたでしょ」

「そうさせていただきますわ・・・」

ふらふらしながらマリナが出ていき、

「じゃあ僕も出るね。ゆっくり休んでね」

「お休みなさぃ・・・・・・・」

挨拶している途中で眠っていったエマにふとんをかけてから静かに部屋を出たのだった。

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