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ダンジョンにて~マリナ視点その4
「ナナミさんはどのようにこちらへ?」
「私はボス部屋を開けたら・・・・Gがいて、気がついたらここにいたんだ・・・・」
「Gとはなんですの?」
「・・・・・そっとしてやるのじゃ」
マリナはなんのことかわからないが黒龍は雪の記憶がわかるためなんのことかわかるため話を蒸し返さないようにしたのだった。
「ナナミさんがいたと言うことはエマさんがいる可能性が高くなりましたわ!」
「やはりそうじゃな」
だが罠の可能性も高くなったことを黒龍はあえて言わず、七美は雪と勇気(雪9割勇気1割)の影響でラノベを読んで、にたような展開のものを見たことがあるため不安にさせないように同じくなにも言わなかった。
「では探すとするかの」
今度は黒龍と七美を先頭にして歩き出したのだった。
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