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番外編 ダンジョンで修行を~黒龍
「ふむ、やはり人為的じゃな・・・・」
黒龍は片手間で敵を倒しながら考えていた。
「進むごとにモンスターが強くなっているが死ぬかギリギリのところで死ぬことはない調整がされておるようじゃし・・・・・本来ならばの」
考えている間にも足を止めることはなく、モンスターを一瞬で倒していく。
「さすがに我のようなものがいるとは思わなかったようじゃな。モンスターの強さが間に合っておらぬ」
そして次々と無意識でモンスターを倒して素材を無限袋・巾着袋バージョンにいれていきながら考え事を続けていると、
「モンスターが出なくなってきたのぉ・・・・・キャア!」
急に悲鳴をあげた黒龍を見たものはいなかった。
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