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特別編 雪とエマのデートを その2
今日は昨日の続きではなく特別編の投稿をおこないます。
「こちらがユキ様の生まれた世界なんですね・・・・」
凄くきらきらした目で部屋の窓から通っていく車や人を見つめていた。
「あれ?無限袋がない。やっぱり持ってこられなかったんだ」
まぁだろうなと思って落胆はない。
「・・・・エマ。この世界を見て回る?」
「えっ!?いいんですか!楽しみです!」
「じゃあ行こうか。でもその前に一つだけ」
「??なんですか?」
「敬語はまだいいけど様付けは止めてね。この国じゃ変なやつだと思われるから」
「・・・・分かりました。ではどのように呼びましょうか?」
「じゃあ雪とかで良いんじゃない?」
「呼び捨てになんて出来ません!・・・・・・ではユキさんで」
「分かった。じゃあ行こうか」
そしてエマと一緒に部屋から出たのだった。
読んでくださりありがとうございます。