依頼を頼まれる
王様の偽装が消えたので、
「やっぱり王様だったんですね。」と聞くと、
「あぁ そうだ。だが、何で分かったんだ?執事の真似も完璧のはずだし、腕輪は隠してあるからばれないと思ったんだが。何故分かったんだ?」と疑問に思っているみたいだ。
この状態で、もしも、鑑定スキルの
レベルが7もある事がばれたら大変なことになってしまうので、
「それはですね、都市で売り物を見ているときに、丸い玉があったので、何かと思い、買って、買った玉を鑑定士さんがいる所で鑑定してもらうと、一度だけ完全鑑定ができる、マジックアイテムだったんです。そのアイテムを使ったので分かったのです。」と嘘を言った。
「何!完全鑑定だと!あれは、裏切ったと言われている、初代勇者しか持っていなかった、スキルではないか!そのアイテムはもうないのか?」
「すみませんがつい先程使ったものが最後の一つだったのでもうありません。」
「そうか……」と言われた。
「王様。そろそろ本題に入りませんか?」
「あぁ。そうだったな。すまぬ。では、本題に入るとしよう。」
「お主には以来を頼みたい。」
「どのような依頼でしょうか?」
「それはだな。ノマニを見張ってほしいのだ。」
と言われたのであった。