まさかの女王
「よいか!妾はこの国を守るために必死で努力したのだ!そうしたらなぜか姿が変わらなくなってしまったのだ!最初は喜んだがしばらくすれば成長したいと思えてくるわ!その気持ちお前にはわからんだろ!?」
「す、すみません・・・・」
謝りながら完全鑑定を使って確認する。最近よく使っているけど緊急時以外出来るだけ使いたく無いなやっぱり。普通の鑑定だとMPを使わないのに完全鑑定だと毎回MP10000固定で持っていかれるからなぁ・・・
そんなことを考えつつステータスを見ていく。レベルは100でステータスは意外と弱くて水魔法がレベル8でなになに?《祝福・聖獣(強)》か。効果はっと・・・・・
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《祝福・聖獣(強)》
聖獣が本当に気に入ったものにしか授けない祝福。ひとたび貰えることがあればその者の将来は約束されたものとなる。
効果
不老 形状固定 HPMP自動回復(弱) 全ステータスアップ(微)
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「ぶふぉ!」
「聞いておるのかお前!」
「はい聞いています。それでですねあなたが成長しない理由が分かりました」
ここで祝福の事を説明すると、
「なるほど・・・・あやつか、お前。付いてこい!」
「あっはい」
それだけいってずんずん進んでいくよう・・・・王についていくのだった。
「なにか言おうとしたか?」
「イイエ。ナニモイッテイマセン」
「・・・・ならいい」
「頑張ってください・・・・」
小さな声で僕を応援している宰相さんに恨みをのせるのだった。
雪が進んでから
「さすが女王様。早速あぁなりましたか・・・・・・っ!」
宰相はいきなりで驚いた。なぜなら今まであった髪の毛が半分くらい抜け落ちたからだった。
「あああああ!!!」
宰相現在のお歳は46歳。歳にしては多くあった自慢の髪を大事にしていた年頃なのだった。
読んでくださりありがとうございます。