決勝戦開始・・そして
「ようやくか。ようやくお前を殺せる・・・!」
「なんでそんなに僕のことを?」
「決まっているだろう!?悪魔龍様を助け出すためだ!」
「・・・・・あ~なるほど。と言うことは・・・・」
分かったので完全鑑定を使って最終確認をすることにした。
ラインザー・シュバット 種族魔法龍(人化中)レベル 86
「・・・・意外と強い」
僕はレベルを見て少し驚いた。予想以上に強かったからだ。
「お前なんぞすぐに殺して悪魔龍様に戻ってきてもらう!」
そして素早くシュバットは攻撃してきた。が
「よっほっと」
「なぜ当たらん!」
激怒しているシュバットは素早さこそあるものの動きが直線で分かりやすくなっていて細かく避けて殴り続けると動きが弱くなってきた。
「で?まだやるの?」
「俺は、俺はまだ負けてないんだーー!!うおぉぉおおGGGGGGUUUUUU!!!!」
「うわあぁぁぁあ!!」
「りゅ、竜だ!」
「早く倒して!」
「皆さんは安全な場所に避難を!」
シュバットが人化を解いてすぐに人やウィンデーネを含めた色々な種族が逃げまとおうとした瞬間
「GGGGUUUU!!」
シュバットが辺りに様々な属性の魔法をだし―――――――――
――――――一気に観客の九割を殺したのだった・・・・・
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