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準決勝第一試合





「準決勝第一試合開始!」


すぐに戦いが始まった。その瞬間目の前にライが現れた。僕の心臓の少し上を狙っている短剣の柄に手をトンと当てることによって軌道を反らしてよけた。のだが、ライが短剣の向きをさらに変えて攻撃してきたためにバックステップでかわした。


一時的に距離が空いてから、ライが話しかけてきた。


「あなたよく避けることができたわね」


「まぁね。目が良いからかな?」


「それくらいじゃ私の短剣を避けることは出来ないはずよ」


「できたものはできたからね」


「・・・・・まぁ良いわ。続きを始めましょう」


話し合いが終わってから体感で二秒ほどたった時にドキャッ!と言う音をたててライが消えた。


「つっっ!」


今度は見えなくて勘で避けるとなんとか成功した。でもかすった腕の肉がえぐられたみたいになっている。今は床の石が削れて中に舞っているから見えなくなっているはずと考えて


「光よ我を癒せ完全回復(フルヒール)


なんとか光を押さえながら発動させて治したタイミングでライが突進してきた。素手で受け止めようとしたーーがオーラのようなものを纏っていて受け止めると怪我じゃすまないレベルだと思って、腰に差しておいた崩絶を取り出して少し慌てながら簡易付術・雷エンチャント・サンダー付術(エンチャント)してからライの体と同じようにオーラを纏っている短剣を瞬時に弾いて首もとに崩絶を添わせた。バチバチしていてちょっといたいかな?と思いつつ聞いた。


「降参してもらっていい?」


「・・・・・・・・・降参よ」


なんとか降参してもらって、勝つのだった。


「準決勝第二試合、暴風のザット選手対血塗れのシュバット選手!」


案内を聞きながら僕は控え室に戻った。もちろん完全隠蔽と完全偽装をかけて。




読んでくださりありがとうございます。

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