椿の任務
「こちらだな」
椿は暗殺術のスキル効果で音をたてずに動くことができる。スキルを使う人物の技術によっては全く音がでなくもできる。その動きに気配遮断を合わせることによってほとんどばれないようにできる。看破系統のスキルを同時に使われるとばれる可能性があるが
「おっ。やはりこちらだったか」
「・は・・・どう・・・?」
「いま・・・・じ・・・・す」
一応話をしているらしい相手側の位置から見えない場所から偵察する。
「まだ見つからないのか!?」
「現在手分けして探していますが誰も見つけたものはいないそうです」
「そうか・・・・なんとしても探しだしもう一度捕まえなければな」
「どこまでやっていいんですか?」
「殺す直前までならどんなことをしても構わん」
「へへ。じゃあ俺の好きにしても?」
「あぁ。構わんが絶対に殺すなよ。呼び戻すためにお前を雇ったんだからな」
「へいへい。わかっていますよ」
そう言い残してへらへら笑っていた男が消えた。
「なるほど。主に報告しなければ」
椿は嬉しそうにしながら戻るのだった。
「へへ、これで楽しめるぜ」
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