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都市に到着
「うわぁ~!凄いな~!」
「綺麗です・・・・」
「美しいですわね・・・」
「これはなかなかのものじゃの」
「凄いキラキラしてる!」
「二回目だがさすがだな」
僕たちはウィンデーネの都市に向かうためのトンネルを歩いている。そのトンネルでは、魚たちが舞っていて、海の水と光の反射でキラキラとした幻想的な場所だった。
「これって自然にできたのかな?」
「いや、確か都市を守る結界の効果で魚が集まるらしいぞ」
「へ~なるほど」
ヴァリスに教えてもらいながら進んでいくと、奥に扉が見えた。扉につくと、兵士の人が、
「お待ちしておりました。お通り下さい」
と言って扉を開けると、
「魚が安いよ!」
「この防具、有名な鍛冶師の作品だ。誰か買わないか!」
威勢のいい声が聞こえてきた。そして兵士の人が言った。
「ここがウィンデーネの都市。ベルーチェだ」
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