プロローグ 話し合い
昨日から、学校の授業の一環で職業体験をさせてもらっています。それで体力が持ってかれる・・・・・
そして今日からウィンデーネ編です。
「もう疲れたといっておるじゃろう?」
「なぜ急にそのような戯れ言を!」
「じゃから今説明したよのぉ」
「そのようなことはなりませぬ!あなた様は頭を冷やしていただきます!」
そう言って、怒鳴り散らした男は部屋から出ていき、ガチャ、という音がなった。
「ふむ。あやつはあそこまでおかしくなっておったとはの・・・・」
「じゃが、わしにも意地はあるからの。もう少しだけ頑張るかの」
そう、ウィンデーネ国女王は言ったのだった。
この国について少し触れよう。
ウィンデーネ国は、辺りがすべて海になっている珍しい都市で、中に入る際には許可証などの、証明できるものが必要となる。中では貴重な海の幸が山ほどとれ、更に海にしか存在しない特殊な鉱石を採取できるため、都市として認められている場所である。魚以外の他の食材は、ほとんどすべて他所からの取引で得た物であるため、食材は色々と存在するが、海の中のため育たない。だが、一部の食材は、味がすごく美味しく、何もかもを捨ててでも食べたいと思うような食材も存在する・・・・・
それがウィンデーネの都市である。
読んでくださりありがとうございます。