番外編 人族の国では
Said:ライネル
「はぁ、俺も訓練場に言ったら駄目か?」
「駄目です。今日中に書いてもらわなければいけない書類が沢山有りますので」
許可をもらえないどころかせっかく終わりかけてきた書類の数が増やされた。
「俺ちゃんと仕事してるよな!?」
「はい。王は充分すぎるほどに働かれております」
「だろ!なのに何でこんなに減らないんだ!?」
俺が書類を書いてない時間は食事と風呂と打ち合わせと会合の時間しか無いぞ!?
「それは全王―――あの屑がきちんとしていなかった分が今回ってきております」
「今屑って言わなかったか!?」
「はい。言いましたがなにか?」
「・・・・・・何でもない」
俺がわかったことはメイド怖いってことだ。
Said:勇気
「うおぉぉぉ!!!!聖なる輝きよ!我に力を聖なる剣!!」
「ギャアァァ!!」
「いっくよ~鎖よ、鞭となり敵を阻め、鎖鞭!」
「グギアアァァァァ!!」
「聖なる剣よ、敵を倒せ!破壊切!」
相手の動きを封じ込めてから新しい武器聖なる剣でモンスターを切り裂いた。
「ふぅ。やっと倒せたな・・・・」
「お疲れ様!回復いる?」
「いや、大丈夫だ。怪我はしてないしな」
「・・・・後続もいないよ」
「おう。ありがとな」
俺達はまだ〈神の塔〉のダンジョンにいる。現在は進んで50層だ。どんどんモンスターが強くなってるが、こっちもその素材で作った武具に宝箱から出る武器や装備なども揃ってきている。今使っている聖なる剣も宝箱からでた武器だ。結構強く、この辺りのモンスターでも効くため、長く進めている。
「どうする?まだ行くか?」
「一旦戻ろう。食料がつきかけてるしな」
二週間くらいかけて48から 50層までつくことができたが、これ以上進むと食料がないからきつい。だから戻ることにした。
読んでくださりありがとうございます。