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椿に念のためもう一度釘を指してから空間転移(ワープ)して、空腹吸血鬼ハングリーヴァンパイアの城の一室に戻ってきた。今回もきちんと空間転移(ワープ)が出来たことに安堵して、運に感謝してから範囲捜索術式(エリアサークル)を発動して、居場所を特定してから皆を空間転移(ワープ)させてこの部屋に呼び戻した。


直、魔力抵抗値の高いマリナと黒龍(くりゅう)空間転移(ワープ)させた瞬間、魔力抵抗値を突破するために持っていかれたMPが人族の宮廷魔導師が持つMPの最大値よりも少し多い位だったのだが、高いMPに加えて、高速MP回復EXがあるため、そのことに気づくことは無かった。


「ここは?・・・・っ!ユキ様!」


「ユキさんが呼んだのですわね。急で驚きましたが納得しましたわ」


「何かあったのか?主殿」


皆が僕に言いたいことを聞いてから、


「ただいま。エマ。驚かせてごめんねマリナ。黒龍(くりゅう)、ちょっと皆に話さなきゃいけないことがあるんだ」


そう前置きしてから


「実は、この前襲ってきた無音の毒殺者サイレント・ポイズンアサシンも一緒についてくることになったんだ」


と、言った途端に


「本当ですか!?」


「なぜですの!?ユキさん!?」


「主殿は正気か!?今すぐに回復魔法かポーションを我に渡すのじゃ!!」


凄い慌てた皆に囲まれてしまい、なんとか収めるので精一杯になるのだった。











その様子を見ている二人は


「普段もこのような感じか?」


「う~ん。雪君がたま~にこうなるようなことをしでかしたらこうなるよ」


「私が言ったことはそのようなことになるような事だったのか・・・・・」


「まぁ、普通暗殺をしかけてきた相手を仲間に入れるなんてあり得ないことだからねぇ」


と、少しうなだれた椿を七美が少しフォローしていたのだった。




読んでくださりありがとうございます。

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