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Said:マリナ
私はエマさんと一緒に音が発声した方角に向かいましたわ。幸いそれほど離れていないようですので長くかからずに着くことができましたわ。すると――――――
「たっ、大変です!」
先に向かっていたエマさんの慌てる声が聞こえてきましたわ。
「どうしたんですの!?」
「ま、マリナさん!あそこに!」
そうエマさんが言った場所を見てみると――――
倒れているユキさんを見つけたんですわ・・・・・・
「エマさん、運びますわ!」
「は、はい!」
エマさんと二人でユキさんを休むことができる城まで運ぶことにしましたわ。
時間がかかりましたが二人で運ぶことができましたわ。
「このまま寝かせて置いた方がいいですわね」
「そうですね。その間に置いておいた素材を分けておくことにしましょうか」
読んでくださりありがとうございます。