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洞窟から出て
体育祭が・・・凄く・・・・・・・・きつかった・・・・です・・・・
僕が考えに考えて、結局考え付かなかったために僕は――――諦めた。
「さて、そろそろ空腹吸血鬼の所に戻ろうか。マリナが見つかったことを伝えないと」
「・・・・誤魔化しましたね」
エマがいわゆるジト目で僕の事を見ているけど気づいてない振りをしながら何故か気絶したマリナをだき抱えて、洞窟の出口に向かったのだった。
そして、ユキ達が部屋からさって、少ししてから、辺りの空間が歪んで、元に戻ると、男が急に現れていた。
「ふぅ。危なかったですね。まさかあれほどまでとは・・・・」
男は危なげもなく避けたりしているように見えたが、実はギリギリだったのだ。
「ですが、次に会うときはどうなっているか・・・・・・・・わかりませんよ?」
そう言い残し、男はまた空間を歪ませて、元に戻ったときにはいた痕跡も残さずに消えたのだった。
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