依頼
今日は作者である私の誕生日。
それでも毎日更新は続けます。
そして座ると、森の神と言っていた、目の前の神は喋り始めた。
「さて。どこから話始めたらいいか分からないから、始まりから話そう。まず始まりは一人の男だった。」 そう言ってから語り始めた。
「その男は、この森に来ていた冒険者だった。しかも冒険者なのに、この森の近くの王都にいる、貴族だった。この森に来ていた女の冒険者パーティーに依頼して、この森に来て、言葉巧みに操り、痺れ薬が入っている飲み物を飲ませて、痺れさせて、持っていた、変な形の剣で殺したんだ。すると、死んだ女の冒険者の体からもやのようなものが出てきて、そのもやを剣が吸いとっていたんだ。吸いとっているときに物凄い嫌な感じがしたんだ。そして調べていたら、この森の中にずいぶん強力な結界が張ってあって、本気を出して調べなかったら気がつかないレベルの結界だったんだ。そして結界の中を調べたら、中でモンスターが作られていたんだ。そのモンスターが君が倒したコボルトキングだったんだよ。しかも剣で吸いとっていたもやがあのコボルトキングのエネルギーになっていたんだ。しかも何十人もの冒険者の命をコボルトキングのエネルギーに変わっていたんだ。もし、もっと多くの冒険者の命が吸われていたら、倒せないくらい強くなっていたんだよ。そして遅くなったがコボルトキングを倒してくれてありがとう。」
「いえいえ。」
「そして、君には申し訳ないが一つ頼み事がある。」
「なんですか?」
「君には、剣で冒険者を殺していた貴族を探し出して、出来るならばその剣を破壊するか持ってきてほしいんだ。」
「その男は誰なんですか?」
「その男とは、王都にいる貴族を纏めている男。ノマニと言う男だ。」
「分かりました。必ず剣を破壊します。」
「そうか。ありがとう。その代わりこれを渡すよ。」そう言って、指をまた パチン と鳴らすと、僕の体が光った。
「これは?」
「これは、僕の加護だよ。弱いかもしれないけどね。」そう言った。
えっ?加護?
読んでくださりありがとうございます。