洞窟での戦い
「ふっ、はっ、ほっ!」
「えい!やぁ!」
「ハッ!」
「とりゃ!おりゃ!」
現在、全員がゴーレムと戦っている。
「やっぱり、魔法、無しで避け、ながら、だと、倒しに、くいね!」
僕は元月と崩絶を信じてゴーレムを切りつけていき、
「私は魔爪が、使えないので、倒すのに時間がかかりそうです!」
エマはどうやら身体強化を使って回避しながらダメージを蓄積させて勝つつもりのようだ。
「我も龍に戻れなくなっておるのぉ。・・・じゃがそれならばそれで戦えるのじゃ」
そう言いながら黒龍は襲ってきているゴーレムを――――投げ飛ばした!?
「どうやったの!?」
「主殿の記憶にあった柔法と言うものを再現したのじゃ。まだまだ完成度が低いがの」
とそうこうしている間にも
「やっ!ほっ!とりゃあ!」
どんどん掛け声をかけながらゴーレムを倒していくのは七美ちゃんだ。もう二十体ほど七美ちゃんだけで倒していた。
そして七美ちゃんは三十体ほどいたゴーレムの内、僕と黒龍が三体、エマが二体で、なんと七美ちゃんは三十二体も倒したのだった。
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