561/755
男達の考え
「ちっ、あいつまだ耐えてやがる」
「本当ですね・・・・さすがに不味いのでは無いのですか」
「あぁ。・・・そろそろ俺がいくか・・・」
「いえ、私もいきましょう」
「お前もか?別に来なくても良いぞ」
「もしあなたが倒せない相手だったとしても二人なら倒せるでしょう。逆もしかり」
「そう・・だな・・」
男は少し考えるそぶりを見せてから
「それなら二人でいくか」
と考えがまとまり、マリナに向かって動き出したのは、雪達が洞窟の中に入る直前の事なのだった。
読んでくださりありがとうございます。