どうやら本当のようだ
「着いたぞ、ここだ」
「「「「「おおー(これはすごいのぉ)」」」」」
僕達はブジャーヴァンの案内でようやく吸血鬼・・・・・・空腹吸血鬼のいる場所につくことができた。まだ半信半疑だったけど普通の鑑定をかけてみると
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ブジャーヴァン レベル¥$&#$&#
種族 空腹吸血鬼 性別 女
HP ??? MP ???
筋力 ???
体力 ???
耐性 ???
俊敏 ???
魔力 ???
魔耐 ???
固有スキル
吸血(封印) 食物補給
称号
村の長 空腹を耐えしもの
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完全鑑定を使えば全部わかるけど、プライバシーの心外な気がしてきて最近は使わないように、普通の鑑定だけだから一部は通らなくて見えなかったけど種族も固有スキルも称号も気になる。
気になってしょうがないので本当にきになったものだけ完全鑑定で見てみると、
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空腹吸血鬼
空腹の呪いを耐え、空腹を耐えしものの称号を得たヴァンパイアのみがなることが可能な種族、いつもお腹が減るようになり、固有スキル、吸血を封印する代わりに固有スキル、食物補給を使うことができる。常時空腹状態となる
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食物補給
食べ物を食べてエネルギーを補給すると、満腹度によって最大ステータスが五倍になる。
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空腹を耐えしもの
とある呪いによって空腹状態になったまま動き続けたものに送られる称号、特殊な進化先が出てくるようになる。
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「・・・・・・」
「ユキ君大丈夫?」
「う、うん・・・・・」
なんかやべぇ、内心汗を流しながらそう思いつつ、ひきつった笑み(自分の気持ちでは笑顔だった)をして、案内してくれているブジャーヴァンについていくのだった。
読んでくださりありがとうございます。