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嬉しい出来事が
僕達は途中の村を転々と寄り道しながらモンスターを退治したり薬草を集めたり鍛冶の練習をしたり魔法の練習をしたり近距離戦の練習をしたりして進んでいき、二週間くらいかけて吸血鬼の村に近づいてきた。
「ふ~ふふ~ふふふ~」
僕はテンションがどんどん上がったままだ。その訳は、途中で立ち寄ったこの村には、牛乳とチーズがあったからだ!しかも品質がいい!ドワーフの国とか他の国にも乳はあったけど牛乳じゃなくて羊乳だったのだ。だけどこの村には牛がいるから牛乳が多く取れるらしく、僕が大量買いするとすごい喜ばれながら心配もされた。なぜなら僕は三十リットルも頼んだからであった。
「すごい高性能な鞄がありまして入りますから!」
と、一時間かけて説明すると一応納得してくれて買うことができた。それからと言うもの牛乳がなくて作れなかった料理が作れるようになっているためテンションが上がったままなのだった。そしてハイテンションのまましばらく料理を作り続けるのだった。
読んでくださりありがとうございます。