バトル終了 そして……
今日はいつもより少し長いです。
そうだったのか。と感心しながら、ばれないようにステータスを見るために、二人をどこかにいってもらい、その間に確認を出来る方法を考えていると、シンラさんが帰ってきた。
「おっ!倒したのか。助かったぞ。」そう言いながら帰ってきた。シンラさんは最初は一緒にコボルトキングと戦っていたのだが、コボルトがどんどん増えてきて、戦っている場所から、都市の方に向かっているみたいなので、そちらを対処していてもらっていたのである。
「そちらは倒し終わったのですか?」
「あぁ。100体位倒したら急に残りのコボルトが弱くなってきたんだ。不審に思ったが倒しやすくなってきたからまぁいいかと思いながら倒していたんだ。」 多分僕達がコボルトキングを倒したからだと思う。そう伝えると、
「あぁ。なるほど。加護が消えたからか。」と謎の言葉が聞こえてきた。
「加護ってなんですか?」と聞いてみると、
「加護を知らないのか。だいたいの名前にキングとついているモンスターはそのモンスターの配下に加護を与えることができ、そのモンスターはキングとついているモンスターが死んだりするまでは加護が消えないんだ。」なるほど。
と言う事は加護がついているボスみたいなモンスターがいる場合、倒すのが大変なのか。
と思ったのであった。「よし!全部のモンスターを倒したと伝えにいくぞ!」そう言われながらは引きずられていった。
その後は大変だった。
コボルトキングを倒したこととコボルトを全て倒した事を都市でシンラさんが大々的に発表すると、ものすごい大声の歓声が聞こえてきて、ビックリしていた。 その間にいつの間にか運ばれていて、ギルドの前で宴会が起こった。その宴会に巻き込まれて、気が付いたら、僕達の家に帰ってきていたのであった。しかも時間を見てみると、深夜の3時くらいだった。目を覚まし、水道から水を飲み、また寝ようとして、後ろに向くと、自分の目の前には、頭に木の芽のようなものを生やした小さい精霊のようなものがいた。
「あの……あなたは誰ですか?」
「すみません名乗りあげず申し訳ありませんでした。私はあの森におられる我が主の眷属である精霊でございます。」
「えっ?あの森にいた?」「はい。その通りでございます。」
「誰の眷属なんですか?」
「それはですね。この世界におられる神様の12の内の一人でおられる森の神様でございます。」 その言葉を聞いてから体の隅々に染み渡るまでに時間がかかったのであった。
読んでくださりありがとうございます。