表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
535/755

番外編 フェインタ王国に帰った勇気達 その5





「――――――――ということがあって戻ってきました」


あのあと、敵が来ない場所でしか使えないという制約があるどんなダンジョンでも使える専用の転移陣がついている腕輪を使って帰還した。この腕輪にはその場所を記録する効果があるから次からはあの階段からダンジョンに挑むことができる。とりあえず疲労が凄い皆と別れて俺だけでムラクモ師匠にダンジョン攻略の報告をしに来た。


「お前達がみたモンスターはゴキュリと言う名の魔物だ。・・・だがあれは蓮石島固有の魔物のはずだが・・・」


「ですが本当にいました」


「だがあれくらいならお前達でも倒せるはずだが」


「あれは無理です!!」


俺が本気で言うと


「・・・・・・そうか」


とだけムラクモ師匠が言った。


「それなら火魔法を覚えればいい」


「火魔法ですか?」


「あぁ。あの魔法には爆発系や範囲技といわれる殺傷能力の高い魔法が多いからな。敵が多くいるのなら効くはずだ。だが――――――「わかりました!行ってきます!」―――そのダンジョンで火を使っても大丈夫なのか確認は・・・・ってもういねぇな。まぁなんとかなるだろ」


ムラクモの忠告は独り言になってしまい、空に消えていったのだった。















「ん?なんか師匠が言ってた気がするけど気のせいだろ」


この時ムラクモ師匠が忠告したことを知るよしもない俺はそのまま走っていきながら


「とりあえず図書館にでも行くか。多分魔法について書いてあるだろ」


そう考えた俺は王都最大の図書館に向かうのだった。




読んでくださりありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ