番外編 ユキの散歩 (七美と共に)
現れたのは七美ちゃんだった。
「何でここに?」
「雪さんが村を出たのが見えたのでついてきたんだけど凄いですね」
どうやら戦っていたのを見ていたようだ。
「まだまだだよ。僕より強い人は一杯いるからね」
「そうなんですか・・・この世界は凄いんですね」
「七美ちゃんはどうするの?戻る?」
「一緒についていってもいいですか?」
「それは大丈夫だけど・・・散歩だけだから楽しいかは分からないよ。それでもいい?」
「はい。一緒に行きたいんです」
「分かったよ。じゃあ一緒に行こうか」
「はい!」
そう言って七美ちゃんと一緒に散歩することになったのだった。
「どうだった?楽しかったかな?」
「凄く楽しかったですよ!」
七美ちゃんと一緒に行ったのは、花畑や、森の奥にあった洞窟には水晶が沢山ある幻想的な場所を見てきたりしていると、あっという間に夕方になっていた。
「そろそろ戻ろうか」
「そうですね」
「・・・・・」
「・・・・・」
お互い無言になり、気がつくと村についていた。そして借りている部屋に戻ると
「どちらにいかれていたのですか?」
「ずいぶん探しましたわ!」
「遅かったのぉ」
と言う三人に何をしていたかを七美ちゃんと説明していくのだった。
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