ヴァリスに報告を
部屋からでてヴァリスがいるはずの部屋に向かっている途中でメイドの人や、騎士の人に会う度に
「お疲れ様です」
「はい。お疲れ様で・・・・・すぅ!?」
「お久しぶりです。ではまた」
「おやユキどの、戻られたのですか・・・・・なっ!?」
と、凄い驚かれてしまったので完全隠蔽に完全偽装を一番強くガチガチにかけてから、トイレで用を済ませてから向かうことにして、驚かれることはなくなった
ユキは気づいてなかった。自分が有名になっていることを、今ごろは先程であったメイドや騎士が帰ってきたことについて話回る。それにより普通に気づかれても驚かれる事がないことには気がつかない雪だった。
トイレからでて高いステータスにものをいわせてすぐにスピードをだして向かったので数分でつくことができた。そしてドアをノックすると
「入ってよいぞ」
と王様モードだったので
「入るよ~」
と軽く言わないで、
「失礼します」
と言って入った。すると机に高く積まれた書類の数々を処理している所だった。
「しばらく待っておれ。すぐに終わる」
どうやら気がついてないみたいだったから
「はっ。わかりました」
と、それっぽく言って椅子に座って待つことにした。
「ふぅ。してなによう・・・・・ってユキじゃないか!?」
「戻ってきたよ」
「無事でよかった。でどうやって戻ってきたんだ?普通に帰ってきたのならば住民が黙ってないだろうし兵士が俺に伝えるはずなのにな・・・」
「ねぇ、何かいま嘘みたいなことを聞いた気がするんだけど・・・・・」
「ん?なんの事だ?」
「住民が黙ってないだろうしって言う話。何で?」
「あぁ、そう言えばお前は知らなかったな。あの後、あいつが城に侵入したことを民全員に言ったんだ」
「ほんと!?」
「あぁ、事実を隠蔽せずに包み隠さず全てを話した。そしてお前達が敵を倒しにいったともな」
「だからってこと!?」
「あぁ、で何をしに来た?」
ここで本来の目的を思い出したのだった。
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