あれから
死の森に、早速準備を済ませて向かった。あの場所に向かうために三日ほどかかった(おもに勇気達の準備で)けど、イルティクスがあの場所から動くことはなかった。正直不気味だけど動かれてわからなくなるよりはましと考えることにした。なぜあの場所にいるのか、そしてなぜ空間魔法を、イルティクスが使えるのかがわからなくて二日間眠ることができなかった。三日目にヤバイと気がついて無理矢理眠りについた。
目を覚ますと死の森が目の前にあった。
「久しぶりに来たな」
「ここが死の森ですか・・・・・」
「精霊達が皆怯えていますわ」
「流石にプレッシャーが凄いのぉ」
「お肌がぴりぴりする」
「これが死の森なんだな。ここにあいつがいるのか・・・」
「なにか怖いよ・・・・(静かに雪の腕に抱きつく。しあわせ)」
「案外普通だな」
「そうだね~もっと不気味かと思ったよ~」
「これなら楽勝じゃね!?」
「ゆ、油断はダメだよ・・・・・・」
全員が思っていることを口に出した。このまま死の森に入る――――――――――はずだったが・・・・・・・・・・
「「「「ちょっと待った!!!」」」」
「え?」
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