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記憶を巻き戻して 5
黒龍と魔法のみで戦っていると、何故か凄いぼろぼろになっているエマと七美ちゃんが帰ってきた。
「お帰り。どうだった?」
「・・・・・すみません、ユキ様。来ていただけますか?」
「お願いします。雪君。来てください」
「・・・?よくわからないけどわかった。ついていくね」
「ありがとうございます。こちらです」
言われて向かった場所には無数の壊れた武器が散らばっていた。
ここで記憶を元に戻した。
「なんでこうなったのでしたっけ?」
エマはどうやら記憶が消えているみたいだ。
「じゃあエマはなんで慌ててたの?」
「それは・・・・・回りを見てください・・・・」
辺りを見ていると大小のクレーターが出てきた。
「これを直していただきたいのです。私の魔力量では足りませんので・・・・・」
なるほど。そう言うことか。
「わかった。土よ元に戻れ修復」
土を元に戻してから話を聞くことにした。
読んでくださりありがとうございます。