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記憶を巻き戻して 4
「まじか・・・・・」
僕はステータスを見て本気で驚いた。レベルが1なのにHPやMPが高いしスキルレベルも10だしエクストラスキルも名前からしてヤバイやつだし!・・・・・でもなんで魔法関係だけ全部封印されているんだろう?
「理由はわかりました?」
「うん。分かったよ。何故か魔法関係だけ全部封印されているみたいなんだ」
「えぇ!?それって本当ですか!?」
「うん。だから今度はエマ」
名前を読んだだけで
「わかりました。ではナナミ様。ついてきてください」
何を言いたいかをわかってくれたみたいだ。
「は、はい!」
慌ててエマに七美ちゃんがついていった。
「さて、黒龍。魔法を練習したいんだけどいい?」
「勿論じゃ。我に任せよ」
「私は何をすればいいですの?」
「マリナは休んでて。さすがに回復してすぐだときついし何があるかわからないから見ていてほしいんだ。それで改善点があるならどんどん行ってほしいんだけど・・・・いいかな?」
「・・・・・わかりましたわ」
とマリナの返事を聞いてから黒龍と戦い始めるのだった。
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