帰ってくると、
今回は急いで帰るのでハリスさんが、モンスターが嫌う臭いを出す匂袋を使い、効果がある間に急いで都市に向かったのであった。
なんとか一つしかない匂袋の効果内で帰ってくることがあった。(なぜ一つしかないかを聞いてみると、高いからだそうだ。一つ金貨二枚位らしい。それなら仕方がない。ちなみに金貨一枚は十万なので一つ二十万なのである。)
「なんとか早くつきましたね。」
「そうだな。早く報告にいくぞ。」そう言ってギルド内に入ると、
「大変です!ハリスさん!コボルトの群れが見つかりました!数は五十匹らしいです。」
「あぁ。コボルトがいるのは確認した。だがそんなにいたのか?」
「そうなんです!Dランク冒険者がクエストにいった際に、確認されたんです!しかも今はハリスさん以外の高ランクのDランクまでしかいないんですよ!お願いします!ハリスさんしか倒せないんです!」
「そういわれてもなぁ。俺は王の護衛人だぞ?」
「そこをなんとか!王様からは許可を頂いたんです!なのでお願いします!」
「マジか。王が許可を出したのか。ならしかたがねぇな。やるしかないか。……それならよし!ユキ!お前らも手伝え!」
急に話を聞いていた僕達が呼ばれた。
「えっ?」
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