記憶を巻き戻して 2
結局、マリナの意識はお昼過ぎに戻った。
「申し訳ありませんわ・・・・・・・」
まだ完全に魔力が戻ってないみたいなので、待っている間に作っておいたMPポーションをマリナに渡した。
効能はこんな感じだった。
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上級MPポーション(特濃)
効果を強めようとした結果、薬草の味を飲んだものにダイレクトに届けてしまうようになったがそのぶん回復量が高い。
MPを20000回復する。
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「あ、ありがとうございますわ」と言ってマリナは上級MPポーション(特濃)をグイッと一気に飲んだ・・・・えぇ!?
「・・・全魔力が回復したのですが・・・・・・に・・・苦いですわ・・・・・」
と苦悶の表情を浮かべていた。
「と、とりあえずこれをのんで」
そう言ってリンゴのような果物と梨のような果物をまぜて作っておいたフルーツジュースを渡した。
「ありがたくいただきますわ・・・・凄く美味しいですわ!」
「喜んでくれてよかった。・・・・・でマリナ。森で何があったの?」
「お話ししますわね。実は・・・・・・」
そう言ってマリナが話したことは衝撃だった。
「実はナナミさんは魔法がひとつも使えませんでしたわ」
と
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