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向かえに
僕は三人がいる場所から、黒龍のいる場所に向かっていると、奥の方から砂煙を辺りに舞い散らせて
「―――――主どの!向かえに来てくれるとはのぉ!」
話ながら、黒龍は走って来て、そのまま抱きつかれた。顔に当たるものがヤバイ!!抱きつかれたときの威力はステータスのお陰でなんとかなったけど、けど、息が!出来ない!!
「むぐもがぁ!・・・むぐむごぉ!」
これは不味い!下手すれば死ぬ・・・・
「おぉ!主どの。我が戻ってきたことをそんなにも喜んでくれると我も嬉しいぞ!」
「うごごごごご・・・・・」
・・・・・さすがに・・・もう・・・限界・・・・・・
「ん?主どの?どうしたのじゃ?主どの?主どの!主どの!しっかりするのじゃ!主どの!誰がこのような仕打ちをしたのじゃ!よるさぬぞ!」
一時間ほど、ユキは気絶し、それによって直前の記憶が抜け落ちてしまったが気にせずに、黒龍と三人のいる場所に向かうのだった。
「う~ん。何か忘れたような・・・・・まぁ、いいか」
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