戦った
僕が七美ちゃんを守りながら近くの魔族を全滅させていると、エマが帰ってきた。
「ユキ様!戻りました!」
「お帰り。怪我はない?」
「はい。大丈夫です!」
「そっか。ありがとうね」そう言ってねぎらいの意味を込めて頭を撫でると
「はふぅ~~」と気持ち良さそうにしていたのでよかった。すると
「エマさん酷いですわ!」と言いながらマリナも帰ってきた。でも酷いってどゆこと?
雪が考えている間にエマをマリナが奥に連れていった。
※()は内緒話です。
(酷いですわよ!私がいない間にあんなことを!)
(ユキ様からしていただきましたから!)
(う、羨ましいですわー!)
(マリナさんもしてもらいましょう!)
(そ、そんな!)
(大丈夫です。私もお手伝いしますから!)
(本当ですの?)
(任せてください!)
(頼みますわよ!)
僕は考えても答えがでないので考えるのを止めた。すると頭を撫でていたエマが居なくなっていることに気がついた。でも頭を撫でている感覚がある。何故?と思って手を見てみると
「えへへへへ」
と、にやけている七美ちゃんがいた。
「「あーー!!!!」」そしてエマとマリナが叫んだのだった。
読んでくださりありがとうございます。