453/747
気絶から覚めて
皆と合流して、とりあえず村を囲っていた石壁を全部解除していった。
「ユキ君達。皆を守ってくれてありがとう!一族を代表してお礼させてもらうよ!」
「いえいえ。それにあの魔族達は僕達を狙って来たものだと思いますから」
「そうなのかい?」
「はい。ですから今日休んでから、明日ここから出ていこうと思います」
「明日かい!?随分と急じゃないか!」
「これ以上この場所に魔族を来させたくありませんから。・・・・・すみません・・・・・」
「いや、こちらこそすまない・・・こちらのことを思って言ってくれているのに・・・・・・」
このまま押し問答を繰り返しそうになっているところに
「お父様!ユキさんも!」
と、マリナにたしなめられてから皆でご飯を食べてから別れて眠り、次の日の早朝に出発したのだった。
読んでくださりありがとうございます。




