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静かに
僕は食べ終えてから七美ちゃんの所に向かうと、予想道理眠っていたが皿の上は空になっていた。
「全部食べられたんだね。良かった」
と静かに言ってから音をたてないように部屋から出た。部屋で食べさせた理由は鎖で繋がれた状態で無理矢理気絶状態にさせられていた結果疲労の状態異常になっていたのでそのままベットで食べるんだったら眠っても大丈夫と考えたからであった。
「あの子は大丈夫ですか?」
「うん、疲れてぐっすり眠っているから今はゆっくりと休ませてあげて」
「わかりましたわ。では今日はこの場所から動きませんわよね」
「うん。そうだね」
「では何をするんですの?」
「う~ん、とりあえず外で訓練でもしようか」
「そうじゃの」
「じゃあ行こうか」
そう言って静かにテントから出ていくのだった。
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