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分かったこと
「雪さん?やっぱり雪さんだ!」と女の子に呼ばれた。僕は名前をいった覚えがないから固まってしまった。その間に驚愕状態の顔から喜びの顔になって、急に抱きついてきた・・・・・・ってえぇ!?
「ユ、ユキ様に何を!?私もしたことないのに………」
「そうですわ・・・・羨ましい………」二人が怒っているようだけど最後だけ何を言ったか聞こえなかったけどそんなことより
「ち、ちょっと二人とも!助けて!」といった声でやっと二人が女の子を拘束してくれたお陰で離れることができた。
「雪さんがここにいるなら・・・・雪さん!お兄ちゃんは!?いつも雪さんと一緒に居ましたから今もいるんですよね!」
といった言葉でもしかしての可能性が出てきた。いつも僕と一緒に居た人と言ったら一人しかいなくなるわけで・・・・・なんか悲しくなってきたけど!・・・・ごほん。それよりも、
「ねぇ、もしかして七美ちゃん?」
と訪ねると
「やっぱり分かりましたか。そうです」
と言ったのだった。
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