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観光することに その2
ダメージフルーツを買った場所から、近くにあったベンチに座って、二つダメージフルーツを取り出した。
「とりあえずこれを食べてみようか」
「そうじゃのぉ。じゃが鉄の塊みたいな固さと言っておったがどうするつもりじゃ?」
「僕達なら普通に大丈夫じゃない?」
「・・・・・そう言えばそうじゃのぉ」
そう言って、ダメージフルーツを手の中で弾いた。すると
「おぉ!これは面白いのぉ!」
手に持っているダメージフルーツは凄く柔らかくなっているのがみてわかるレベルだった。
「主どの。主どの!主どののダメージフルーツもしていいかのぉ!」
どうやら楽しかったらしく、僕のもやりたくなったらしく、聞いてきた。なので
「じゃあお願いするね」
と頼んで、しばらくベンチに座っていたのだった。
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