目が覚めた。
暗い闇の中にいる見たいな感覚がある。
少したってから、頭の辺りにひんやりとした感覚がある。
その感覚で目を覚ました。
目を覚ましておでこをさわると、どうやら冷たい感覚は冷やされたタオルみたいな物から出ているようだった。
「あっ。目が覚めたんですね。具合はどうですか?」
「うん。大丈夫見たい。」
「それはよかったです。」
そう喋っていると、
「おっ!目が覚めたようだな。」
「はい。お陰さまでありがとうございました。」
「気にするな。それより、お前と戦って気がついたことがあるんだが言ってもいいか?」
「はい。教えてください。」
「じゃあ聞くが、お前自分のステータスを完全に使いこなしてないな。」
「ギクッ」 そう口に音を出してしまうほどに動揺してしまった。
ちなみに使いこなしてない理由はこうである。
今いる世界につく前は普通の高校生だったために、あまりにも強大なステータスを操れないのである。
閑話休題
「なんか不自然だったんだ。……そうだな。例えるとなると、急に強い力を持ってしまったみたいな感じだな。」
そこまで気がつかれている!ヤバイ!なんとかごまかさないと、
「まぁ俺の勘違いか。そうだろ。」
「ははっ、そうですね……」と笑ってごまかすしかなかったのである。
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