どうやらどこかに連れてこられたようだ
「おーい」
微かに声が聴こえてくるのだがまだ意識は完全に戻ってなくて少し起きたかな?ぐらいである。
「おーい」
まだ声が聴こえてきて起きようとしたけど起きれなかったけど、あと少しで意識が完全に回復しそうだ。
「おーい」
また声が聴こえてきた。もう全回復したみたいだから僕は勢いをつけずにゆっくりと体を起こした。
「おぉ やっと起きたかの」
声が聞こえた方向を向くと、広大な辺りが全て白色の世界だった。そして奥の方に畳にちゃぶ台やタンスが見えてその場所に座っている一人の女性がいた。
なぜか無性に気になるので走って近くに向かって聞いた。
「貴女は誰ですか?」
すると第一声がこれだった。
「ワシは一応神様をやっている」
「・・・・・は?」
急にこの言葉を聞いただけだとものすごくヤバイ、頭のイカれた変な人だなと思った。でも学校にはこんな場所がなかったはずだし急にこんな場所に来たからから多分本当なんだろう。
「そんなところで立っとらんとこっちにすわらんか?話したいこともあるしのぉ」
そして自称神様は隣にある座布団をポンポンと叩いて僕を呼んでいるので
「わかりました」
といって近づいた。何を話したいんだろう?まぁ聞けばわかるかな?
なぜこんなに急激に話が進んでいるにも関わらず、全く違和感も感じないで更に警戒心をもたない・・・・いや、持てない事にもこの時は気づかないのだった。
閑話休題
「突然じゃが謝らせてもらう。本当にすまない」
と言いながら頭を下げてくる自称神様。
「ちょっ!?ええぇ!?急に謝らないでくださいよ!それよりもどうして謝るのかを教えていただけませんか?」
「それもそうじゃな、少し長くなるがいいかな?」
「はい 構いません」
その後、ほんとに長かった神様の話を要約するとこうなった。
僕の親がいないのは、異世界に召喚された勇者だからであり、その世界で強くなりすぎた為あちらの世界の神があちらの世界で世界中の人にこいつらは敵だ!と嘘をついて殺させたから。
僕が今生きている訳は親がその事に気づいて、僕だけを日本に送ったから。
その後あちらの神が遊戯のために、また戦争を起こそうとして勇者を国に召喚させたから。
今この場所はギリギリのタイミングでその事に気がついたこちらの神がここに送ってきてくれたから。
「そんなことがあったんですか・・・・・・」
「すまんの・・・・・・こんなことがあるんだったらあやつらをあちらの世界に送らなければ良かったわい。済まないがもうこんなことが起きないように神を倒してくれんかのぉ、この通りじゃ」
「分かりました。ですから頭をあげてください。自分もそんな酷いことをした神を倒せる力があるなら倒したいと思いましたから」
「こんなことを頼むのじゃからせめてこのくらいはさせてもらうぞ」
そう言うと、僕の体に光が下りてきた。
「今のは?」
「お主の親の持っていたスキルを全てお主に写させてもらった、体に馴染んでから確認をしてもらえるか・・・・・よし、もう体に馴染んだじゃろ。確認してみるといい」
不謹慎だけどちょっとワクワクするな。・・・・・よし。あっ、そういえば。
「スキルはどうすれば見られるんですか?」
「ステータスオープンと言えば見れるぞい」
「よーし」
「ステータスオープン!」
そこで出たスキルやステータスは一言で言うと異常だったのであった。
「おぉ これほどとはのぉ」
「これってすごいんですか?」
「そうじゃ。さすがはあやつらの息子じゃのぉ」
そう言われたのでもう一度みてみた。それがこれだ。
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竹内 雪 HP500 MP500 レベル1
種族 人族 男
筋力153
体力142
耐性200
俊敏324
魔力500
魔耐500
スキル
二刀流(刀)レベル3 火魔法 レベル3
水魔法 レベル3 風魔法 レベル3
土魔法 レベル3 闇魔法 レベル3
光魔法 レベル3 回復魔法 レベル3
鍛冶スキル レベル3 錬金術 レベル3
料理 レベル2 鑑定 レベル3
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━━━━━━エクストラスキル━━
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「虚無」※現在使用不可能
「完全隠蔽」 「完全偽装」
「自動回復EX」
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「これってすごいんですか?出来ればあちらの世界で同じレベルの人のステータスを見せてください」
「今のお主と同じレベルならこのくらいじゃろうな」といって見せてくれた。
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サム HP20 MP10 レベル1
種族 人族 男
筋力5
体力5
耐性5
俊敏5
魔力5
魔耐5
スキル
剣術 レベル1
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「へぇー・・・はぁ!?」
「いやいやいや!!ちょっとこのステータス、数値がおかしくないですか!?」
「まぁおかしいが、隠蔽すれば大丈夫じゃろう。突然で悪いがもうあちらの世界に行ってもらわなければならなくなったのじゃ・・・本当にすまないのぉ。じゃが 頑張って神を倒してくれ」
「はい分かりました。それでは行ってきます」
と言うと同時に姿が消えた。
頼むぞ雪きっとあやつを倒してくれ
そう悪魔のような笑い顔をしといたことに雪は気づかず、どこかに消えていった・・・・・
読んでくださりありがとうございます。