クエスト開始
「かぽーん」 そんな音が頭に響いた。
「一緒に入りませんかー?」 「入る?」
「けけけ結構ですから!」と言って周辺の見回りに戻った。
今、自分達はお風呂にいるのである。そんなことになったわけは少し前に遡る。
「着いたー。ここが王都か。」そう思ってから、急いで行かないといかないことを思い出したので、二人に宿を取っておいてと伝えてから、ハリスさんの場所を知るために冒険者ギルドに向かったのであった。
ギルドに入り、受付嬢に、ハリスさんと言う人の居場所は知っていますか?と聞くと、「ざわざわざわ」と言う声が聞こえた。その後
「何故そんなことを聞きたいのですか?」と、凄い低い声で聞かれたので、「渡したいものがあるからです。」と言っていると、「おーいどおしたんだ?」と言って男の人が入ってきた。
その入ってきた人に、受付嬢が、「ハリスさんを探しているみたいなんです。」と伝えると、
「ハリスとは俺のことだ。」と言ったので、
シンラさんから頼まれてきました。と言うと、「お前がか?」と怪しまれた。なので、シンラさんから貰った水晶と手紙を渡した。すると、直ぐに手紙の内容を読んでいき、一息ついてからこういった。
「お前がシンラから本当に預かったかがわからないから、このクエストを受けて、成功してくれば信じよう。」
「分かりました。」そういって、クエスト内容が書いてある紙をみて、その場所に向かったのであった。
すると、場所はつい先程通った森の中だったため、宿を取った二人と合流してから直ぐに向かい、書いてあった敵は直ぐに発見できたのであった。
「「「うわぁ気持ち悪い。」」」といってしまった。
なんと敵は泥の塊だったのです。
鑑定して名前を見てみると、
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サモン・マッド HP200 MP0
レベル10
筋力 1000
体力 1000
耐性 500
俊敏 20
魔力 20
魔耐 500
スキル
土魔法 レベル3 水魔法 レベル3
特殊スキル
形状記憶
合成スキル
泥魔法
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というステータスの探していた魔物が五体くらいいた。
こちらを見つけて直ぐに、土魔法であるアースバレットを発射してきた。 以外に飛んで来るスピードが遅かったので、刀を出して叩ききった。
それをみて動揺しているのを確認してから、五体を順番に切っていった。
「直ぐに終わりましたね。」「早かった。」
と言って、死んでいると思っているサモン・マッドに近ずいた。
「そいつまだ生きている!」と言って直ぐ、最後の力を振り絞ったかのように、泥を二人にかけて消えていった。
そのサモン・マッドの泥をモロにくらったので二人とも全体がどろどろになっていた。それを見て、これは、見た目がヤバイし、このままだと、王都に入れない!そうかんがえて、急いで、どうにかする方法を考えていると、ふと思い付いた。
ついさっき敵が使っていた土魔法を自分も使えるんしゃないか?そうすれば今使える魔法であれが出来る。
そう考えて、敵が使っていた魔法をイメージして、出そうとすると、直ぐに出来た。
なので、ライトノベルの主人公が使う土魔法見たいに、壁を出せるはず!と思いやってみると、
出来たのでその壁で回りを囲み、真ん中に人が余裕で五人くらい入る箱を作りその中に水魔法で出した水を貯めてから、火魔法で弱いファイヤーボールを作り、水の中に入れて、いい温度になると、ファイヤーボールを消した。 そう自分が作ったのは風呂である。 そんなこんなで風呂が出来上がると直ぐに二人とも走って入りに行ったのであった。