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相手側は
Said:フェインタ城内
ここはフェインタ王国の城の中にある一部屋。どうやらその部屋の中で一つの映像を見ていたようだ。そのためのビジョンが消えると中の人が騒いでいる。
「なんと言うことだ!あんな敵がいたとは聞いてないぞ!」
「わ、私も知らないぞ!あんな化け物がいるなどと言う話は!しかも、あの傀儡どもの状態が一時的にとは言え直るとはな………」
「しかも、あの男はあの傀儡どもと知り合いらしいではないか!」と騒いでいるやつらに向かって、
「お主ら静まらんか!!!」と言って、止めたのはフェインタ王国国王だった。
「少し位は誤算が出てくることは承知だったであろう!」
「で、ですが、王様。あの敵に傀儡どもを向かわせても倒せませんでしたぞ。」
「構わん。放っておけ。それよりも時間がきたぞ。我らが神に祈る時間じゃ。」
「そうでしたな。皆のもの、祈りを捧げにいくのだ。」と言って、部屋から誰もいなくなったのであった。
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