戦いは直ぐに
敵側は直ぐに動き出した。前衛組と思われる何人かが前に出てきて後ろの方で詠唱している人がいるから魔法組を潰しにいこうとしたら前衛組に止められたのでまずそちらに取りかかる。元月と崩絶で二人に切りかかるけど流石に防がれる。だが防がれることを想定して、体を捻って回転をかけながら切っていく。楯と鎧には傷をつけることが出来たけど本体には全く効いてないみたいだった。危険察知に反応があったから直ぐにその場所から飛んだ。すると、少し前まで体があった場所に色々な魔法が飛んできたのが見えて冷や汗が出る。その間にもまた詠唱を始めているのでそちらに向けて火の玉を連続で投げつける。投げつけ終わると声が聞こえてきた。
「きたぇねぞ!魔法を飛ばしてくるなんて!卑怯とは思わねぇのか!」と言ってきたので
「じゃあ一人に大勢に向かってくるのはいいの?」と聞き返すと、
「は?馬鹿か?お前らが悪だからこうやって只しにきてんだよ。感謝してほしいくらいだぜ。」との言葉を聞いた瞬間に心の中から慈悲は消えた。
「なるほどね。」と言ってから刀をしまって槍を取り出した。そして取り出した槍を連続で投げつける。そして敵を全員囲んでから言った。
「爆発」との言葉を合図に辺りが爆発したのであった。
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