21/755
プロローグ
今日から二章が始まります!
Said:???
「はぁ、はぁ、はぁ」
走る、走る。まるで怖い何かにあったかのように、そして走っていた道を曲がり、逃げきったと思い、走って痛くなったお腹の辺りを触ろうとすると……… 手にあたるはずのお腹の感触がない。 不思議に思い下を向くと… 胸の辺りから下が無くなっていた。
「えっ?」これが女の人の最後の言葉だった。
「これで聖気が溜まりました。これをあやつに渡せば、あの方が喜ばれるぞ。」と言い残し、この場所を立ち去ったのであった。