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三人で食事



ミリアさんが持ってきた鍋に入っているものが、僕の想像と同じシチューかが分からないので、


「これはなんですか?」と、素直に聞くことにした。


「鍋に入っているのはシチューよ。それとパン。」


「何故これを?」


「だって、二人とも何も食べてないんでしょ?だから、シチューとパンをどうかなと思って持ってきたの。もしかして、嫌いだった?」と不安そうに聞かれたので、


「いえ。確かにご飯は食べてないのでありがたいです。」


「それならよかった!このシチューはこの子が小さいときに好きだったのよ。」ん?この子?あ~ムラクモのことか。


「流石に恥ずかしいな。昔の話は。」と言いながらも、表情は全く変わらず、もう食べ始めている。はやっ。急いで僕も食べ始める。


「いただきます。」と小さく言って、食べ始めた。










「いや~美味しかった。ありがとうございました。」


「久しぶりにマトモなものを食べたな。」と自然に怪しい台詞が飛び込んできた。


「久しぶりに?」


「あぁ。最近は殺した魔物を干したものかそのまま焼いたものしか食べてなかったからな。」とのこと。


「さてと、食べたことだから、早速向かいますか。」


「じゃあ行くか。」と同じようなやり取りをして、得た情報の洞窟に向かうのであった。

読んでくださりありがとうございます。

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